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Her island, My motorbike

Her island, My motorbike

RGVガンマ チャンバー

RGVガンマのレース用チャンバーを購入しました。↓
素性は不明でしたが、香ばしい雰囲気を醸しだしており、
当時の速ければ何でもアリ感が漂ってますね。

なにやら、いわくアリげでミステリアス。w

まさに妖刀っぽい。

tsutsumiチャンバー

80年代後半、バイク(私の中の単車、バイクレース)は趣向品としての最高潮の時期だったと思います。

今のバイクは完成・到達しており、とてつもなく速く、誰にでも乗りやすい、、、
いわば、生活品、一般品、消耗品となってしまいました。

バイクが幅広い裾野まで広がり、スポーツ・ポピュラーで手軽な趣味となることは良い事だとは思いますが、
あの頃の血が滾るような、魅力が薄れつつあると感じマス。。。

そんな熱い時代を駆け抜けたRGVガンマに装着されていた、無名の妖刀は
『TsuTsuMi』!!

・・・妖刀と言うより、怪しすぎる。。。w
何なんだよコレ??正直、このチャンバーをオークションで見たとき吹き出しました。。

しかし、出品者の、このチャンバーへの熱い思いが商品説明に記載されており、、、
あの頃のことを懐かしく思い出して、、また同情??同感して、手を着けてしまう。。。

出品者(所有者)も出所は不明。
極細サイレンサー、短い全長から響くレーシーな爆音と、
左右非対称と言う異形で他には無いフォルムが好きで、いつか復活させようと長年保存していたそうです。

素性はわからないと思っていましたが、
サイレンサーのシールに書かれているtsutsumiというステッカーを手がかりに、
試しにネット検索すると、あっけなく発見。

このチャンバーの製造者はSUZIKI&スガヤのライダーだったこと、
今はバイクショップを営んでいることが判り、

落札後、チャンバーの製作者の堤さんに、連絡を取りました。

このチャンバーを製作されていた頃、堤さんは、このマフラーを量産(少量ですが)していて、

『よく覚えてるよ!全長が短く、左右非対称で、チャンバーが細くて爆音のチャンバーでしょ??
ウルサイでしょ。w当時でもウルサかったんだよね!!』

『今頃、どこで手に入れたの??』

なんて、大笑いされながら丁寧に答えてくれました。

アブガス・レースガスじゃなくても良いけど、ストリートでも、サーキットでも使えるよう、
ハイオク仕様のようです。

『開発テストはハイオク、エアクリなしでジェットを調整』
『エアクリ有りなら、ノーマルでMJだけ現物あわせ』
『SP34パイキャブのセッティングで、エアクリ有りだと
 ポン付けでOK』
『2stオイルは何でも良いけど、純正指定なら、先ず問題なし』
『スガヤチャンバーのスペックを参考にして、
 ライダー視点で開発したオリジナルレーシングチャンバー』
『20年近く経ってるので装着バイクの状態により、要セッティング』


という回答でした。ケド、『ハイオク厳守』だけは、何度も言われました。

Loeもソウですけど、あの時代にバイクが好きだった人間なら、
20年近く前に作ったチャンバーにでも喜んで、
対応してくれることに嬉しさを感じました。
※その感じが好きだから、あの時代のVガンマを買ってしまったのですが。。w

・・そのチャンバー(マフラー)、通称?堤チャンが、
明日届きます。

出品者、製造者の話を聞き、、、到着がメチャメチャ楽しみです。。。



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